
結婚相談所では、お見合いで出会った相手と気が合えば「仮交際」となり、2人でデートすることから始まります。
この仮交際期間でお互いが結婚を意識するようになって、はじめて真剣交際へと発展していくのです。結婚を早くしたいと思っても焦ってしまわないように、仮交際で相手をしっかりと見極めましょう。
今回は仮交際のデートの話を中心に詳しく紹介しますので、どんな風に進めていけばいいのかなどぜひ参考にしてください。
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目次
仮交際から真剣交際へと発展していく
結婚相談所での真剣交際までの流れは以下のようになっています。
①お見合いで出会う
②お互いが気に入れば、連絡先を交換して「仮交際」
③関係が進み、お互い結婚を意識したら「真剣交際」
④プロポーズ
⑤婚約
⑥成婚退会 ※結婚相談所によって成婚退会のタイミングは異なります
つまり、「真剣交際」が「恋人・結婚候補者」としたら、「仮交際」というのはまだ「友達」のような状態です。
そのため、顔写真・プロフィールを見ただけ、お見合いで会っただけの方と、仮交際しないで、一気に真剣交際へと発展していくのは非常に稀です。
なぜ結婚相談所ではこのようなシステムになっているかと言うと、やはり写真・プロフィールを見ただけ、お見合いで一度会っただけでは相手のことがあまりわからないからです。
大事な一生涯のパートナーを一瞬の判断で決めてしまうのはあまりにもリスクが高いですしね。出会ったばかりは当然、お互いのことがあまりよくわかっていない段階なので、まずはお互いを知り合うために仮交際から始まっていきます。
はじめは基本的に男性から連絡が来るケースが多いのですが、女性からしてはいけないわけではないんです。
ですので、この方と早く連絡を取りたいと思ったら、積極的にメールを送ってみましょう。仮交際というのは一般に言う交際とは少し別で、まずはお互いどういった性格で一緒に結婚しても問題なさそうかなど価値観を見るようなものです。
実は仮交際の場合、他の会員にも良さそうな人がいたら、その方ともデートして自分に合いそうか確認できます。
制限はないのでもし余裕があれば、一度に3人や4人と仮交際をしてみて自分に合う人かどうかを試せるんです。
何人かの人と仮交際をすることで、どの人が自分に一番合っているのかなど見られるようになってくるかもしれません。
自分に合うスタイルで、仮交際期間を上手に使いピッタリな男性を探してください。
仮交際の期間はどのくらいあるといい?
ある程度、相手の男性がどのような人かを見るには、1か月程度を目安になります。
正直1回だけで相手のほとんどを知ろうと思っても難しく、表面上のことしかわからないのが現実だと思います。初対面のお見合いはお互い緊張するので、いきなり「素」の自分を出せる人はあまりいないですからね。
何回かデートを重ねていくと、相手の本性のような部分も見えてきます。
素の部分を見たときに自分と感性が似ていたり、一緒にいて居心地が良かったりすると、その後の真剣交際を考えていきましょう。
仕事の後に待ち合わせるのは大変かもしれないので、週末だけ一緒に仮交際のデートを行うと仮定すると、やはり4回以上は会ってどんな人なのか見ておいたほうが安心ですね。
仮交際で3回以上はデートをしてみて、もっと深く知りたいなと思ってから真剣交際を検討してみるとよいでしょう。
写真を見ただけと初回のお見合い、その後のデートでは、相手の違う面を発見し、イメージもどんどんと変わっているはずです。
できれば3回以上のデート、1-2か月程度の仮交際期間を目安としましょう。
仮交際は1人しかダメなの?
真剣交際は1人だけですが、仮交際は何人でもOKです。むしろ、複数同時進行がおすすめです。
それは、最初の段階で1人の相手に絞ってしまうと、その相手との交際が終了してしまった場合、また最初のお見合い相手を探すところから始めなければならないからです。
そうなると、交際相手を失った喪失感と、またゼロから始めなきゃいけないストレスで婚活が嫌になってしまう場合があります。
中には仕事が忙しくてなかなか時間の作れない方もいると思います。その場合でも最低2人くらいの方と仮交際をしておくとよいでしょう。
確かに何人もの異性と同時進行で仮交際をしようと思うと、体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
しかし、1人に固執すると余裕がなくなり、焦って自分とは合わない人と結婚してしまう恐れがあるからです。
仮交際のデートは次へつなげるための勝負
一緒にいて面白いし楽しい気持ちになれると相手に思ってもらえたら、真剣交際への可能性も高くなります。なんだか話していてもしっくりこないと感じると次の段階へ発展しにくくなってしまいます。
無理やり関係を深めようと頑張りすぎる必要はないですが、相手と会話をするとき、気を遣い過ぎたり、恥ずかしがって表面上の会話ばかりしていると、一緒にいても楽しくありません。
勇気を出して、少し「素」の自分を出してみたり、お互いがおかしく笑えるような話題をしてみたりするとグッと距離が縮まりますよ。
自分のことをひた隠しにして、相手のことばかり聞いてくる人よりも、自分からプライベートや恥ずかしい経験をオープンに話してくれる人の方が好感が持たれますよ。
価値観が合うかどうかもさりげなくチェック
結婚後に揉めてしまう大きな原因は、お互いの価値観の違いが理解できないことです。
多少価値観が違っても、「そういった考えがあるのか」と理解してあげる程度であれば問題はありません。そうではなく、「これは絶対に許せない」という価値観を相手が持っていた場合に、離婚したくなってしまうのです。
食の好みも結構大切ですし、さらに金銭感覚は多いに重要です。一緒にランチやディナーを食べに行くときなど、この両方をさりげなくチェックできます。
自分の価値観と一緒かまったく違うかなどを見ながら、今後真剣交際をしても後悔しないかどうか見てみてくださいね。
デートでどこに行きたいかと聞かれたら
仮交際は今後につながる大切なものですので、デートの場所も気を抜かずに選びましょう。
基準は相手がどんな人かわかるような場所、一緒に会話ができるスポットを選ぶようにします。デートなら映画や演劇などと思う方もいるかもしれませんが、見ている間は私語ができないですし、一緒に話す時間が減ってしまいます。
さらに、お互いの趣向が一致するかまだ分からない状態なので、映画や演劇はある程度趣味を確かめてからセレクトすることをおすすめします。
少しでもお互いを知れるように、会話がしやすいものをメインにデートしましょう。
もちろんランチやディナーもいいですし、水族館や動物園などもいいですね。
周りもデートしている人たちがいて雰囲気もいいですし、一緒に魚や動物を見ながらたわいもない会話がしやすいです。何でもないドライブなども、一緒に会話を楽しめる貴重な時間です。
まとめ
仮交際から真剣交際へつなげる秘訣
- 最初から1人の相手に絞らない
- 仮交際は複数同時進行が鉄則(忙しくても最低2人以上がおすすめ)
- 仮交際のデートは2人でしっかり会話ができるシチュエーションを選ぶこと!
- デートでは勇気を出して「素」の自分を出してみよう!
- デートはただ楽しむだけでなく、相手の価値観もチェック!
今後の結婚へ向けて、仮交際でのデートでいかにアピールできるかで未来が変わってきます。
まずは相手のことを知りたいという気持ちで、真剣にさまざまな質問も入れながらお互いを知っていきましょう。仮交際で居心地の良さをお互いに感じられれば、真剣交際へと発展しやがて結婚相手ともなりやすいです。
リードが上手な男性ばかりではないので、その方の雰囲気を見てぜひ女性からも積極的にデートへ誘いアピールしていきましょう。男性も女性の積極的な姿を見ると自分に自信がつきますし、良い展開へと進めやすくなりますよ。